85点★★★★☆
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タイトル | 真・女神転生Ⅴ |
発売日 | 2021年11月11日 |
プレイ機種 | switch |
ジャンル | RPG |
いよいよ真女神転生Ⅴが発売されましたね!
エンディングまで迎えたので感想を書いていきたいと思います。
あらすじ
都内に住む高校生の少年は迷い込んだダアトで謎の男アオガミと出会いナホビノへと変貌する。荒廃した東京をさ迷い、様々な出会いを得た少年は世界の未来を賭けた神と悪魔の争いに身を投じることになる
どんなゲーム?
真・女神転生シリーズのナンバリングの5作目にあたります。今作は完全3Dなので「Ⅲ」の正統進化という感じですね。東京が滅びる様はシリーズ恒例ですね。今作もある程度進めてみたら面白いどんでん返しがあったりして意外性もありますね。
真女神転生Ⅳの「ダンジョンを抜けたら東京だった」は衝撃的でしたよ!
広大なオープンフィールド
今作の舞台はダアト(魔界)と呼ばれる世界が舞台になります。砂漠の世界の様ですが元東京の面影もあります。広大なマップのオープンフィールドになっていて、
回復施設、セーブ、邪教の館やお店(今作は一つのポイントでまとめて利用する事が出来ます)
ビルの瓦礫を登って行ったりと結構高低差があるので、
足場を踏み外したりしない様にしたいところですね。
序盤は結構お金(マッカ)に困りそうです。回復施設の利用時や、悪魔との交渉でマッカをそこそこ吹っ掛けられます。自動販売機等で遺物という換金アイテムが手に入るので売ってお金にしたいところですね。お金に余裕が出来凝れば悪魔全書の登録悪魔を購入するのに余裕が出て来て、
スキルを欲しいままに出来るかも!?
本編ストーリーには関係ないサブイベントも発生します。サブイベントですが、クリアすれば報酬とは別に経験値も入手できるのでレベリングにも役立ちますね。悪魔の悩み事を解決していきたいところです。クエスト専用悪魔は結構強いので万全の準備をした方が良さそうです。
日常のシーンではワールドマップみたいなものはあったのですが、
今作の舞台の「ダアト」ではオープンフィードが舞台になります。ジャンプが出来るので高い所に乗り移るジャンプアクション的な感じですね。足場を踏み外したりするのは避けたいところです!
プレスターンバトル
今作も3作目から導入されたプレスターンバトルになってます。フィールドで剣を触れるので敵シンボルに斬りつければ先制攻撃出来ます。逆に悪魔にぶつかってしまうと先制を取られやすいです。
敵と味方、どっちが先制を取るかがシステム上凄く重要になってきます。
味方のターンと敵のターンとに別れていて、敵に弱点やクリティカルを与えることでこちらの行動回数が増えます。逆に避けられたり、ブロック、反射されたりすると味方の行動回数が減って相手のターンに回ってしまいます。如何に行動回数を増やすかが重要になってきてスリリングで面白いターン制バトルになっています。
今作の新しいシステムで、禍つ霊(マガツヒ)ゲージをマックスにすることで協力なマガツヒスキルを使う事が出来ます。全ての攻撃、魔法が全てクリティカルになる「会心」が使えました。
敵のターンで定期的に「マガツヒを集めた」と表示されると次のターンで敵全員がクリティカル確定の攻撃をして来るので非常に危険です。味方のターンでなるべく敵の数を減らさないと大ピンチに陥ってしまいますよ!ボス戦でもマガツヒチャージが非常に厄介なので注意したいところです。
魅力的な登場人物や悪魔たち
今までのシリーズでお馴染みの悪魔達も今作でリファインされています。特に女性悪魔がなんか可愛くなってるんですよね。悪魔絵師こと金子一馬氏のデザインを今風にリファインされていてとても好印象でした。悪魔の数も3Dなのでそんなに多くないのでは?と心配していましたが、
悪魔合体等で色々な悪魔を作れたりするので前作程では無いにしろ、様々な悪魔を使う事が出来ます。
戦闘中のエフェクトも凝っており、仲魔固有の技を使うと独自のカットインになり戦闘を盛り上げてくれます。
正統派ヒロインも登場します!彼女の出番もそこそこあって良かったですね~
中盤のイベントも盛り上がりますよ!
神意
フィールド上に御厳(みいつ)というもの入手して、主人公の強化をすることが出来ます。レベルアップ時に最大HP・MPを半分回復するものや、ストックできる悪魔の種類を増やすこと出来たりします。
主人公の属性の耐性を上げることも出来たり仲魔のスキル枠を増やしたりと、かなり重要な要素になっていますね。フィールドをなるべく探索して御厳を集める必要があります。ここをおろそかにするとかなり戦闘が厳しくなって来るのではないでしょうか。
DLCで御厳を入手しやすくするものも販売されています。有料コンテンツなので悩むことろですねえ…
写せ身
仲魔やフィールドマップで写せ身という悪魔のスキルや耐性を主人公に宿すことが出来ます。写せ身を宿すことで主人公の使える技や魔法を増やして強化していきます。シリーズお馴染みの悪魔合体の他に写せ身の合体もする事が出来ます。主人公の強さが戦闘では最重要になって来るので欠かすことは出来ませんね。神意の習得で優先したいのは「神格習合」ですね。悪魔の耐性を引き継ぐことが出来ます。今作のボスは非常に強敵なので主人公の耐性はバッチリと対処したいところですね!
要点攻略 一部ネタバレ注意
印象に残った所を記事にしていきたいと思います。
シナリオの要所で選択肢が発生します。今後の展開にどう影響してくるかはこれからが楽しみです。
選択肢に迷う事も少なくないので選ぶのに結構迷ったりしています(苦笑)
まさかの3回連続でゲームオーバーになってしまいました。集団(5、6体)で敵が出てくるとあっという間にやられることが起こりました。主人公がやられたらセーブした所からやり直しなのでこまめなセーブをした方が良さそうです。今作の戦闘難易度は高めですね。クエストの強敵が思ったより強くてなすすべも無く全滅という事も何度かあったのでクエストを進める時はより慎重になった方がい良いかもしれません。
今回は序盤から閣下がお目見え。貫禄あるなあ~
真Ⅱバージョンのデザインはホント良い!
アラミタマやサキミタマは毎回弱点が変わるので、「万里の眼鏡」で弱点をアナライズ出来ます。
敵ターンに回ると大抵逃げられるメタルスライム的な悪魔です。
「万里の眼鏡」は大量に購入しておいた方が良さそうですよ!あとボスや強敵に対しても有効なので非常に役に立ちます。
便利なのがマガツヒスキルの「ビッグバン」が弱点を考えずに吹き飛ばせるので便利でしたね~
最初の大ボスのヒュドラ戦。あまりの強さにあっという間に全滅してしまいましたよ!
今作の独自のシステム、「マガツヒチャージ」で当たればクリティカルの仕様で緊張感が増していますね。属性の対策のしておかないとあっという間に全滅も珍しく無さそうです。
今作はこちら側の耐性の対策は徹底した方が良さそうですよ。炎のブレスがヤバかったので「妖鬼ダイモーン」の写せ身を耐性にしていました。
2度目の大ボスのジョカ戦。マガツヒチャージ後の衝撃属性の全体攻撃が非常に厄介なので衝撃属性の対策をしたい処です。
コンテナエリアは思ったよりもマップ構造が複雑でした。足を踏み外して落下するとかなり戻されるシビアさを感じてしまいます。3Dのマリオを思い出しましたよ!
今作は高低差の概念がかなり強いですね。足場から落下すると戻されるストレスはあるかもしれません。マガツヒを目印に末踏破部分の目印になるので参考にしたいところですね!
イシュタル戦での弱体化を狙う為に各地の増幅装置を停止するイベントもあります。地図の表示がるのですが、立体的な構造なのでマップ表示があまり参考に出来ないのが気になりました。
目的の場所に一直線に向かっても、
高い崖があって迂回して別の道を捜さないといけないことが程んどでした。
ここもマップ構造が複雑で足場から落下しない様に注意したいところですね。
魔王城での風圧で飛ばされるエリアがあります。タイミング見計らって進んでいきましょう。
中には上昇後のタイミングで正規ルートから外れてしまう事もあるので、マップ構造をよく見て進んだ方が良い場所もありました。
クリアまで終えて ネタバレ注意
クリアまで遊んだので感想を書いていきたいと思います。
難易度カジュアルでの感想となります。ご了承ください。
個人差はあると思いますがここでは筆者の率直な感想になります。ご了承ください。
クリアまでのプレイ時間は48時間程度でした。
難易度ノーマルで始めたのですが、ボスの耐久力の高さが気になっていました。弱点をフルで突いてもボスの耐久力が尽きる前にこちらのMPが枯渇しジリ貧で負けてしまう事が何度も有り、カジュアルに難易度を下げる事となりました。カジュアルでも難易度が簡単という程でも無く、そこそこ緊張感のあるバトルが楽しめました。
弱点を突いたりしていく爽快感がプレスターンバトルの魅力的だと思います。
味方の所持スキルや属性耐性の把握が重要になる、そこを考える戦略性がこのゲームの面白さだと思ってます。
DLCですが「経験値」「お金(マッカ)」「その他のスキル(御厳)」の入手が楽になるDLCがあります。
「経験値」は悪魔のレベルを上げられるアイテムの入手がしやすくなります。
敵悪魔とのレベル差で与えられるダメージ、被ダメージが結構変わりました。
「お金」は高額な売却専用アイテムが手に入りやすくなります。
悪魔全書の悪魔召喚の費用や悪魔での交渉でそれなりのマッカを要求されるので、
その辺りが楽になりましたね。
「その他スキル」ですが、序盤は苦しいですが中盤を超えるとマップ探索をしていると自然と余裕が出来たのでこれは購入しませんでした。
カジュアルでもこれらのDLCを購入したい衝動に駆られることは有りましたね。
筆者は今回経験値、お金のDLCの購入はしました。
今作は人を選ぶ難易度ではと思いましたね。カジュアルより下の「セーフティー」という難易度もあるのでRPGになれていない方でも幅広く遊べるのではないかと思います。
マップ移動ですが広いオープンフィールドを自由に回れるので最初の内は凄く新鮮で楽しかったですね。最初は砂漠のマップだけ?と少し心配しましたが、物語を進めて行くにつれて、様々なロケーションを探索できるので冒険してる感はありましたね。
ダンジョンRPGとはまた違う楽しさがあると思います。先にも上げた通り「ゼノブレイドシリーズ」が好きな方にはドンピシャかなという感じですね。
敵の悪魔とはシンボルエンカウントですが、避けるのは比較的容易だったので探索の快適性が損なわれることはあまり無いかなとは思いました。
マップ構造に関しては要点攻略の方で触れているのでそちらをご参照ください。
個人的には高低差の複雑さとマップ表示の見辛さが少し気になってしまいましたね。
寄り道のクエストがあるのですが、複雑なマップのせいで目的地までの移動が少しおっくうかなという印象を受けました。
ストーリーですがメガテンファンなら好みな展開の流れになっていくので、その辺りは期待を裏切らないと思います。お馴染みの悪魔達の出番もそこそこあり、好きな悪魔が出た時はテンションが上がりましたよ!終盤に進むにつれて盛り上がっていくので先が気になって仕方が無かったですね。
残念な所は登場人物の掘り下げがちょっと浅いかもという印象でした。急に豹変してしまったり、
あのキャラクターはどうなっちゃったの?というのがありました。
同社のペルソナ5と違い個人の掘り下げがイマイチかもという印象を受けましたね。
その辺りの描写が丁寧だと、なお良かったかもというのが正直な感想です。
折角魅力的な登場人物なのに勿体ないと感じましたね。
エンディングも4種類あるみたいなので周回プレイも楽しめそうです。強くてニューゲームもすることが出来るので、別の選択肢を選んだりという楽しみ方も出来ます。
ラスボスよりも強い悪魔もいるのでやり込み派の人はまだまだ楽しめるのではないでしょうか。
DLCで「Ⅲ」の魔人や人修羅にも挑むことが出来ますね。
このゲームの良かった所&気になった所まとめ
- 悪魔のイラストがほぼ刷新されている
- 魅力的な悪魔や登場人物
- 先が気になり徐々に盛り上がっていくストーリー
- 独特で綺麗なグラフィック
- マップ構造が立体的なせいで複雑になっている
- マップ表示が解かり辛く、高低差の部分があまり参考にならない
- 初心者には厳し目なゲームバランス(救済処置あり)
このゲームをオススメな人、向いてないかも
- 骨太なRPGがやりたい人
- 女神転生シリーズが好きな人
- 広大なマップを探索するのが好きな人
- 忍耐強い人
- カジュアルなゲームがしたい人
- ペルソナ5の様なゲームを期待している人
- 3Dで酔ってしまいがちな人
総評
不満点も幾つかありましたがエンディングまで止め時がみつからない位ハマれたので良作だったと思います。難易度は高めで覚悟はしてプレイした方が良いかなというのが率直な感想です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。