70点★★★☆☆
こんにちは。ベルです。ゲームブログ中心に行っています。フォローしていただけると
最新記事を追う事が出来ます。是非フォローお願いします。
Youtubeでの活動もしています。チャンネル登録してくれると嬉しいです!
ゲームプレイリンク
死は、はじまりに過ぎない
タイトル | アスタロン 地球の涙 |
配信日 | 2021年6月3日 |
プレイ機種 | switch PC |
ジャンル | 探索型アクション |
あらすじ
使命を背負った3人の英雄。彼らは村を絶望の淵から救うため、世界滅亡後の砂漠をさまよっていた。ほどなくして、地球の深みからその姿を見せる、暗くねじれた塔を見つける。それは一見、彼らが生き残れるかどうかがかかった鍵を握る場所のように思えた。そして冒険者の1人は、自分たちの勝利を確かなものにするために死のタイタン、エピメテウスと秘密の誓約を交わすのだった。それは彼らが使命を全うするまで、何度でも生き返ることができるというもの。しかしその後、彼らとその村にどんな運命が待ち受けているのか?
引用:steam アスタロン -地球の涙-
どんなゲーム?
アスタロンは探索型のアクションゲームです。画面スクロールは無く、一画面単位で画面が切り替わるタイプです。8bit風のゲーム画面が懐かしい雰囲気を出してますね。BGMも良い感じです!
オープニングから少し進むと、いきなり3人パーティーが全滅させられてしまいます!
いきなりの展開にビックリしてしまいましたよ!
「死」と密接しているシステム
イベントでエピメテウスというキャラクターが生き返らせてくれます。
主人公たちの一人とどうやら顔見知りの様ですね。
ここから時間が迷宮入口に入った所まで戻ることになります。この一連の流れが本ゲームのシステムと密接に関わっています。ある意味死にゲーという感じでしょうか。ダークソウルみたいに死にまくるというよりは、回復手段がかなり厳し目になっており、ジリ貧で体力が無くなってしまいます。
焚火でセーブは出来るのですが、回復は出来ません!
「休む」コマンドは3人の会話イベントが始まります。物語の背景を知ることが出来る感じですか。アルガスが料理を振舞ってくれる場合は体力が回復します。
中盤まではキャラクターの切り替えも焚火でする事になります。これには若干面倒という印象がありましたが、途中であるアイテムを入手すればいつでもキャラクターチェンジすることが出来ます。
仲間にはそれぞれ特徴があるので書いていこうと思います。
アリアスは戦士タイプのキャラクターで剣で攻撃します。他の二人に比べて攻撃リーチが短く、ちょっと扱いずらい印象があります。これからの活躍に期待でしょうか。3人のキャラクターにはそれぞれ役割があり、青いツタを切ることが出来ます。
各キャラクターには個別の強化アイテムがあり、取り逃がすと特に扱い難いキャラになる印象でした。2つ目の「機構」エリアで「タラリアのブーツ」と「鏡の剣」を手に入れることが出来ればなかなかの戦力になります。これらを手に入れないと出番がかなり減ると思います。筆者がそうでした 苦笑
クユリは弓使いキャラで、射程が一番長いキャラです。リーチは長いですが、一回の攻撃に若干感覚が必要で、敵に接近されると接触ダメージで一方的にやられることがありました。安全な所から一方的に攻撃出来るので、今の所一番よく使ってますね。独自の特徴として壁を蹴って一度だけ2段ジャンプ出来るので、高い所も進めることが出来ます。おススメスキルは「ブルズアイ」とスタータスアップの「攻撃スピードUP」が割高ですが、攻撃感覚が縮むので後半はかなり役に立ちました。
終盤はエースアタッカーでしたね!
アルガスは死神「エピメテウス」と知り合いの様ですし、物語に一番密接に関わってるという印象です。魔法使い系のキャラですが、中距離の魔法弾で攻撃します。連射も効き、壁も貫通するので使い勝手が良いです。3人の中で一番バランスがとれているキャラですね。
独自の特徴で所々に設置されてる水晶に魔法攻撃するとギミックが作動、主にショートカットを開くことが出来ます。ショートカット開通はこのゲームではかなり重要な要素です。
プレイしていて思ったのは敵の耐久力が高めで火力は重視した方が良さげです。エピメテウスの水晶交換で「ショックフィールド」というスキルがおススメです。攻撃が多段ヒットし、なかなかの火力を叩き出します!辛いと思ったら優先して取りたいスキルだと思いました。
このゲームの特徴として、体力が無くなるとエピメテウスとの会話シーンになり、道中で貯めた水晶で買い物をすることが出来ます。死なないとキャラクターの強化が出来ないのが今作の特徴です。
アイテム説明が詳しくなったり、地図上でアイテム位置表示がされるなど、システム面での利便性アップもあり水晶交換は必須です。求められる水晶も多いので、奥のステージに行くほど多くの水晶が手に入りますね。色々ここで買い物が出来るのですが、アイテム説明が無く不便に感んじてしまいました。
一部が不明でしたが、わかる範囲で書いてみました。他にもキャラクター固有のステータスアップや技を覚える事が来ます。
体力アップ | HPが1上がる |
ポイズ | 無敵時間が延びる |
デスウィッシュ | 被ダメージがあがるが、取得水晶が増える |
キャンドルの光 | 暗闇のエリアを明るくする |
知識 | アイテムの説明が詳細になる |
オーブ・シーカー | 敵を倒した時の水晶を自動回収する |
復讐(黒騎士) | 敵の黒騎士を弱体化させる |
第一の真実~第三の真実 | イベントシーンが見られる |
デスオーブ | 死んだ場所に玉が現れ、破壊するとHPが回復する(最大HPを超える) |
デスポイント | エピメテウスのいる場所が地図に表示される |
タイタンのうぬぼれ | 死ななくてもエピメテウスに合えば強化できる |
慈悲 | HPが0になっても一度だけ耐える |
地図の公開 | 全マップの表示がされる |
要点攻略 一部ネタバレ注意
印象に残った所や躓いた所を部分的に記事にしていこうと思います。
左端のブロックにヒビが入っています。必ず通り抜けることが出来るので、マップはよく見た方が良いです。隠し通路の先は重要アイテムや有用なアイテムがあるので見逃さないようにしましょう。
塔のエレベーターです。やられるとスタート地点に戻されるので、ショートカットになるエレベーターの鍵は必ず探しましょう。エレベーターのフロアの先に強敵のボスがいて初見だと大体やられてしますので、その際鍵でエレベーターのロックを外してないと、また戻って来るのが大変だと思いました。
最初のボス戦。体力ゲージを0にすれば倒せます。3人の中では魔導士のアルガスが一番戦いやすい相手でした。血の池にはいるといきなり出て来てダメージを受けるので、基本ブロックの上で待機しましょう。
序盤でやっておいた方が良いと思うのが一点あったので紹介しておきます。
「ゴルゴンの墓エリア」
赤枠の部分に隠し通路があります。
第3エリア「幻影の広間」というエリアでここに「死せる乙女の指輪」というものがあり、これが有れば隠し通路を教えてくれるようになるのでなるべく取った方が良いです。これを取ると幽霊が襲ってくるので「駆除の呪文」があれば返り討ちに出来ます。
初見でのプレイ動画です。お時間ある時に是非
ノーマルエンド後の攻略メモ ネタバレ注意
このゲームは隠し通路がそこそこあり、更に重要なアイテムが隠されていることも多いです。通常エンドの時点でマップ踏破率が65%程でした。まだまだ隠された秘密も多いようです。
真エンドを目指してプレイを続行しました。以後ネタバレ注意
一度エンディングを見ると、エピメテウスの所で「地図の解放」が水晶15000で販売されるので買った方が良いです。踏破していないフロアの表示がされるので、真エンドクリアには必須だと思います。
クリア後に進めるうえで個人的に詰まった箇所です。
マップ上の全てのアイテムを集めて(100%)クリアで真のエンディングを迎えることが出来ます。
正直条件が厳しいなと思いましたね~
クリアまで終えて
真エンドまで15時間程でした。丁寧に作られたメトロイドヴァニアという印象ですね。死んで自身の強化を繰り返すサイクルが絶妙で、少しづつ進めていけてる感が心地よかったです!
死亡後のキャラクターの強化はどこから手を付けようかなと考える楽しさは有りましたね。
システムの都合上復活がスタート地点なので
同じ道を何度も通過しなければならないのは煩わしさがあるかなと思いました。
8bitチューンのBGMが個人的に凄く好みでした。捨て曲が殆どない位に良曲ばかりでした。
仲間の能力の格差が大きめと感じました。戦士キャラの攻撃射程が短く、あまり活躍の場がありませんでしたね。仲間の強化アイテムを取り逃がすと、終盤まで殆ど使えないキャラクターになってしまう可能性があります。強化アイテムもヒントが無く、隠し通路の先にあったりする事も多いので見逃しがちです。
後半のエリア辺りから敵の体力がやたら多いという印象がありました。
その為攻撃力強化ばかりしていました。
逆にボスは一部のボスを除き、あまり強いという印象は無かったかもしれません。
ゲームバランスは程よく取れていて、真エンディングまで高いモチベーションで遊ぶことが出来ました!
このゲームの良かった所&気になった所まとめ
- 可愛いキャラクターデザイン
- クオリティの高い8bitチューンのBGM
- 程よく広いマップボリューム
- キャラクターを育成する楽しみ
- 仲間の能力の格差
- 後半の敵の体力の多さ
- ボスが若干地味
- 隠し通路の多さ(救済処置あり)
- 繰り返しプレイによる同じ道を何度も通るストレス