75点★★★☆☆
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タイトル | 紅魔城伝説 緋色の交響曲 |
発売日 | 2010年 |
プレイ機種 | PC |
ジャンル | 横スクロールアクション |
公式サイト:紅魔城レミリア II 妖幻の鎮魂歌
どんなゲーム?
「悪魔城ドラキュラ」と「東方STG」の良いとこ取りなゲーム性
紅魔城伝説Ⅱという「悪魔城ドラキュラ」をリスペクトした「東方Project」のキャラクターが登場する横スクロールのアクションゲームです。前作「緋色の交響曲」が好評みたいだったので、
続編も発売されました。ボイスもフルボイスになり、声優さんも今も第一線で活躍されている方を起用していたりと非常に豪華な内容になっています。
主人公は前作からの霊夢から「十六夜咲夜」に変更され、
アクション要素も色々とブラッシュアップされていました。
咲夜は悪魔城ドラキュラの「来須蒼真」をイメージした感じですね。
前作もなんですけど、
ダークな雰囲気でアレンジされた東方キャラクターが凄くカッコイイんですよね~。
今作では主人公の咲夜を操作し、紅魔城を攻略していきます。
原作さながらのゴシックホラーな世界観が魅力的です。
東方というと縦スクロール弾幕STGが有名ですが、
独自のアクション「飛翔」により宙に浮かんで、ボス戦では疑似弾幕シューティングの様なゲーム性になったりするので、2Dアクションや弾幕シューティング好きな人も楽しめたりします。
ボス的の攻撃手段も、
激しい弾幕攻撃を仕掛けて来るので、難易度は思ったよりも高めという印象でした。
ゲーム難易度が厳しいと思ったら、オプション画面で残機を20機にしたりも出来るので、
自分の腕前に合わせた設定で遊ぶのが良いかもしれません。
終盤辺りになると、残機を20にしてもゲームオーバーになるので、歯応えの方は充分だと思います。
優雅で華麗な世界観の東方ワールド
ステージの最期には、東方キャラが待ち構えており、会話の後にボスバトルが発生します。
シナリオやテキストは東方のキャラクターのイメージを崩しておらず、
イラストとのギャップが凄くて、面白かったりするんですよね。
前作の主人公の霊夢も咲夜の前に立ちはだかります。
なんだか闇落ちしてしまったようで、物語に深みが増しています!
倒した後のイベントも見どころがあるので、是非プレイしてみましょう!
原作をイメージしたオリジナルBGM
元ネタとなる「ドラキュラ」のイメージした様なオリジナルのBGMが流れます。
ステージ毎は勿論の事、ステージ最後に立ちはだかる東方キャラとの対決時のBGMもそのキャラクターをイメージした曲が流れるの、次はどんなBGMなんだろうとプレイしていてワクワクしましたね~
中にはボーカル曲もあったりするのでプレイしてみてのお楽しみですね!
基本システム
通常の地上での基本攻撃はナイフでの近距離攻撃です。
前作の霊夢のムチに比べて射程は短くなりましたが、
連射が効くのでむしろ、使い勝手が良くなってると思いました。
特殊攻撃ボタンを押すと、月下の夜想曲の「ヴァルマンウェ」を彷彿とさせるような、
連続攻撃を出すことが出来ます。威力は高めで、燃費の方もそこそこに良いので、
ここぞという時に使っていきましょう!
緊急回避のバックステップもあり、バックステップ中は無敵になります。
ボス戦での激しい弾幕の対処に使用すると良いと思います。
強力なナイフ連射攻撃。サウザンドエッジを彷彿とさせますね!
ボス戦などに隙が出来た時に積極的に使っていきましょう!
ジャンプ中にもう一度ジャンプボタンを押すと、
自由に空を飛ぶことが出来る「飛翔」をすることが出来ます。当たり判定も小さくなので
まるで弾幕シューティングを遊んでいる様な気分になりますね。
飛翔の挙動は動きは滑る感じになっていて、本家のシューティングゲームに比べると、
操作に馴れが必要だと思いました。
ステージ攻略中は通常モードで探索しますが、ボス戦では非常に激しい弾幕攻撃をしてくるので、
この飛翔モードを上手に使いこなす必要が出てきます。
今回はショットは「ナイフ」で攻撃します。
シューティングゲーム使用回数に制限はあるので弾切れに注意したいところですね。
3つのサブウェポン&パートナーを選ぶ
今作では、ステージ開始前に最大3つのサブウェポンとパートナーを選んで、ステージを攻略していきます。遠距離用の「ナイフ投擲」や時間を止める「懐中時計」を選べます。ステージを攻略していくと東方キャラクターが仲間になり、パートナー独自の技を発動してプレイヤーを援護してくれます。
咲夜自身が使うサブウェポンの種類はあまり多くないですが、東方キャラクターを召喚して
援護攻撃をしてもらうバリエーションはそこそこ豊富だと思いました。
HDリマスター化「紅魔城レミリアⅡ妖幻の鎮魂歌 」
Nintendo SwitchとSteam向けに2023年12月14日に発売されます。
前作に続いて、豪華キャストによるフルボイス化がされます。
グラフィックもHD化、シナリオも追加されバージョンアップされています。
この際に再プレイも良いかもしれないと思いました。
プレイ動画
本編の冒頭からエンディングまでプレイしています。
ゲームの参考になればと思います!
クリアまで終えて
エンディングまで終えた感想としては、前作の正統進化という感じでしたね。
道中のお話も先が気になる展開になっていますし、テキストの量も前作に比べてボリュームもアップしています。操作性の方も良くなっているので、リトライもそこまで苦痛という感じもありませんでした。
今作も悪魔城ドラキュラのオマージュ作品としてサービス満載でした。渡し守ネタ等の原作のオマージュサービス要素も盛り込まれています。
ゲームの難易度の方ですが
弾幕シューティングの高難易度な的お約束もありました。
後半のボスは中々の強さです。パターンを覚えないとなすすべも無くやられてしまい事が殆どです。
対処の仕方が解からずに、一方的にやられてしまってゲームオーバーになる位に
歯応えもありました(ノーマル難易度)
中盤以降のボスの攻撃パターンが中々に激しくパターンを構築する楽しさはあると思います。
その分ボス撃破時の達成感は中々の物でしたね。
クリア後のやり込み要素としては、
今作でも通常スタートの他に「ファンタズム」というエクストラゲームもあり、
本編直後の後日談になっています。雑魚敵が凶悪に強化されていたり、
ボスの攻撃パターンも変化していたりとチャレンジ要素満載のモードもあるので、
一作で二度おいしいと思います!
このゲームの良かった所&気になった所まとめ
- 前作から更に可愛くなった東方キャラ達
- アクションゲームとシューティングゲームの絶妙な融合
- 耳に残る豪華なBGM群
- ゲームオーバー時にステージの最初からという厳しさ