75点★★★☆☆
タイトル | ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!? |
発売日 | 1990年9月28日 |
プレイ機種 | ファミリーコンピュータ |
ジャンル | 横スクロールアクション |
あらすじ
2回にわたる世界征服に失敗したDr.ワイリーは改心し、ライト博士と協力して平和のためのロボットの開発を進めていた。 ところが、突如未知の惑星で作業を行っていたロボットたちが反乱を起こす。ライト博士からの知らせを受けたロックマンは愛犬「ラッシュ」を連れ、再び戦いに赴いた。 しかし行く先々で謎の赤いロボットが立ち塞がる。果たして、彼は一体何者なのか。
Wikipedia
どんなゲーム?
「ロックマン」初期シリーズの集大成といわれたシリーズ3作目
今でもシリーズが続いている「ロックマン」シリーズの3作目にあたります。ボスが8体だけでなく、ドクロボットというセカンドステージも存在し、シリーズ屈指のボリュームを誇ります。
スライディングの新アクションも気持ちよく、
シリーズお馴染みのラッシュやブルースが初登場したのも今作が初めてです。
ステージ選択や武器取得システム。これまで無かった画期的なシステムが特徴的で
初期シリーズの集大成と言っても過言では無い気がします!
遊びたい面を自由に選べるステージセレクト!&全体的に遊びやすくなった、ゲームバランス
「3」に関してはどのステージから行ってもある程度はクリア出来る可能性があるという感じです。前作まではこのボスの武器を取得していないと、かなり攻略困難なステージがあったりもしましたが、どこから行ってもクリア出来る可能性は全体的に上がったかなあと個人的には思いますね!
ゲームバランスは全体的にマイルドになったと思います。
前作ではゲームオーバーになるとE缶を全て没収されてしまいますが、今作からゲームオーバーになっても失わずに済みます。しかも最大9個も持てるのでアクションが苦手な人でも、E缶を駆使してなんとかクリアする事も可能だと思います。
ストーリーを盛り上げる、謎のライバルキャラ「ブルース」初登場!
今作からブルースが初登場します。敵として立ちはだかったり、行き止まりの壁を壊してくれたりこ行動に一貫性がありません。ストーリーに厚みが出て来て良いアクセントになっていました。
ボスの武器が使える武器取得システム
「ロックマン」では倒したボスの武器を使うことが出来ます。各ボスには弱点が設定されており、弱点を突けば大きなダメージを与えることが出来ます。コイツにはこれが効きそうだな!というプレイヤー自身が推理する楽しさがあるんですよ!今作に関してはひとつの武器で複数もボスキャラクターに効くという珍しい仕様になっているんですね。弱点関しては要点攻略に記しています。
今作では愛犬のラッシュがラッシュコイルやラッシュジェットに変形し、ロックマンを助けてくれます。ラッシュコイルに関しては初めから使用できるようになっています。今まで高い所にアイテムがあって、取れなくて悔しい思いをしたりする事が無くなったりと、自由度が増しました!
新アクション!「スライディング」
狭い通路をスライディングでスイスイ移動できます!移動スピードも速いので、歩くより常にスライディングして移動していましたよ!しゃがみのゲームが停滞するアクションとは違い、高速移動と緊急回避手段を兼ね備えたスライディングはアクションゲームに革命を起こしたと言っても過言ではありません!
ウラ技(ファミコン版)
・スローモーション
2Pの十字キーの上を押しっぱなしにすると、ゲーム全体がスローモーションになる。
ロックマンの歩き方も滑っている感じになる。
・時間停止
2Pの十字キーの上とAボタンを押しっぱなしにすると、敵の動きが止まる。
一部効かない敵もいる。
・ハイジャンプ、落下死しない
2Pの右キーの右を押しっぱなしにすると、ロックマンのジャンプがハイジャンプになる、
この状態だと穴に落ちても死なない上、そこからジャンプすると画面上空までハイジャンプする。落とし穴に”いる”状態で2Pの十字キーを放すと、ロックマンのライフが0になり、無敵になるがロックバスターが撃てなくなる。
要点攻略 一部ネタバレ注意
印象に残った所や躓いた所を部分的に記事にしていこうと思います。
おススメ攻略順
スネークマン→ジェミニマン→ニードルマン(ラッシュジェット)→マグネットマン→ハードマン→タップマン→シャドウマン(ラッシュマリン)→スパークマン
基本は弱点を突いて行く感じがおススメですかね。ラッシュジェットは非常に便利なので早めに入手したいところです。シャドウマンは手ごわいのでいつも最後の方に行ってますね。
ドクロボットステージ
8ボスクリア後にドクロボットステージが出現します。8ボスのステージが高難易度化しています。結構変化しているのでまるで別ステージでした。「2」のボスが亡霊として再び立ちはだかる展開は激アツですよ!倒しても入手武器は無いので好きな所に行きましょう!
このドクロボットステージが一番難しい局面だと思いますね。攻撃力が高かったり、攻撃パターンの強化等色々と変化していました。弱点を突いて行かないと厳しいかもしれません。E缶も出し惜しみ無しで使った方が良いかもしれませんね。弱点表を記載しているので攻略の参考にどうぞ。
ワイリーステージも健在です。E缶がやたらと設置してあったり、難易度もそこまで高くないという感じでゲームバランス的には若干大味に感じるかなとは思いました。
ボス弱点一覧表
3のボスは自身の武器が弱点でもあったりします。珍しいパターンですよね。
ボス【取得武器】 | 弱点・有効武器 |
スパークマン【スパークショット】 | シャドーブレード・スパークショット |
スネークマン【サーチスネイク】 | ニードルショット・サーチスネーク |
ニードルマン【ニードルショット】 | ジェミニレーザー・ニードルショット |
ハードマン【ハードナックル】 | マグネットミサイル・ハードナックル |
タップマン【タップスピン】 | ハードナックル・タップスピン |
ジェミニマン【ジェミニレーザー】 | サーチスネイク・ジェミニレーザー |
マグネットマン【マグネットミサイル】 | シャドーブレード・マグネットミサイル |
シャドーマン【シャドーブレード】 | タップスピン・シャドーブレード |
ドクロボット(メタルマン) | マグネットミサイル・ハードナックル |
ドクロボット(クイックマン) | サーチスネーク・ジェミニレーザー |
ドクロボット(フラッシュマン) | ニードルキャノン・ジェミニレーザー |
ドクロボット(エアーマン) | マグネットミサイル・スパークショット |
ドクロボット(クラッシュマン) | ハードナックル・タップスピン |
ドクロボット(フラッシュマン) | ニードルキャノン・ジェミニレーザー |
ドクロボット(バブルマン) | スパークショット・シャドーブレード |
ドクロボット(ウッドマン) | サーチスネーク・ニードルキャノン |
ドクロボット(ヒートマン) | シャドーブレード・タップスピン |
カメゴロー | シャドーブレード |
イエローデビルMk2 | ハードナックル |
ホログラフロックマンズ | サーチスネーク |
ワイリーマシン3号(第一形態) | ハードナックル・スパークショット |
ワイリーマシン3号(第二形態) | ハードナックル |
ガンマ(第一形態) | ハードナックル・シャドーブレード |
ガンマ(第二形態) | サーチスネーク・タップスピン |
クリアまで終えて
クリアまで遊んだ感想としては、ボリューム満点で遊び応え十分な作品だと思います。過去作のボスとの再戦は非常に面白い試みだと思いますね。ただ、ゲームバランスは若干大味に感じる事はありました。特にワイリーステージに関しては色々と思うところは有りましたね。過剰にアイテムがあったり、ボスは終盤なのに明らかにドクロボットより弱く感じて、肩透かしを食らうという事もあると思います。他にも弱点ダメージがかなり大きく瞬殺可能だったりと意外性があって面白味はあるかもしれません。FC版だと若干処理落ちで動作が重いというのも気になりましたね。エンディングで過去ロボットの顔表示が出たりと、初期シリーズの集大成としては充分な出来だと思います。
このゲームの良かった所&気になった所まとめ
- ステージを自由に選べる
- スライディングの快適性
- E缶の初心者救済処置
- 弱点を推理する楽しさがある
- 色々な特殊武器を使える
- 過去最大級のゲームボリューム
- 初期シリーズの集大成感
- 終盤のゲームバランス
- 若干の処理落ち
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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