75点★★★☆☆
タイトル | ムーンダンサー |
発売日 | 2022年8月28日 |
プレイ機種 | switch |
ジャンル | STG |
どんなゲーム?
switch版「ムーンダンサー」はsteamで発売されたものがNintendo switchに移植された際にグラフィックがパワーアップ。ゲームバランスの方も若干変更され、移植されたのが今作です。タイトーのSTG「レイフォース」の特徴を上手くアレンジ、リスペクトした様な作品が本作です。
敵をロックオンして、ホーミングレーザーで好きなタイミングで攻撃が出来るのが
非常に気持ち良かったりします!
選べるモードは3つ
ゲームの基本操作を学べる「チュートリアル」。
メインモードの「アーケード」。ノーマル、ハード、エキスパートの3つの難易度から選べます。
今作はロックオンシステムに慣れる必要だと思うため、最初はノーマルで遊ぶのがおススメしますね。難易度を上げると、敵の発射する弾などの速度が上がる様な感じでした。
敵の行動パターンが増えたり、雑魚敵の数が増えているという事は無いように見えました。
3分間にどれだけスコアを稼げるかを競う「キャラバン」。
思いのほか敵の攻撃が激しく、3分間生き残るのが結構大変でしたね~
「ロックオンレーザー」をメインに使っていく縦スクロールSTG
このゲームの特徴は敵をサイト内に捉えてロックオンしてレーザーで攻撃していくのが特徴のシューティングゲームです。通常ショットもありますが、ロックンレーザーをメインに使っていく様なゲームデザインの様で、通常ショットの威力は控えめになっています。通常ショットだと耐久力の敵だとなかなか倒せず硬く感じるかと思います。
その為ロックオンを積極的にする必要があります。
その際に敵に近づく場面が多々あり、その時に弾を撃たれると、
かなりの確率で被弾してやられてしまいます。ストレスは若干感じてしまいました。
なので、敵の行動パターンをよく見て対処していくのが重要だと思います。爽快感よりもパターンを読む戦略に重点が置かれたシューティングゲームだと思いました。
敵本体には当たり判定が無いのと、敵を撃破した時に倒した敵の弾が消滅するなど、
ロックオンシステムに重点を置いたゲームデザインになっています。
一つのボタンしか使わないシンプルな操作性
通常ショットもロックオンも一つのボタンで済むようになっています。
ボタン押しっぱなしで通常ショット、ボタンを放したり、押したりする瞬間に敵をロックオンしていると、「ロックオンレーザー」を発射、とてもシンプルな操作性で派手な演出を楽しむことが出来ます。
ロックオンレーザーの軌道がカッコいんですよね!
別のボタンを押してもロックオンレーザーが発動します。
ロックオンレーザーの種類
・スピアレーザー
ロックオンが早く、素早く攻撃が出来る。ロックオンサイトの距離も長めで、離れた位置の敵をロックオンできるので安全性を重視するならお勧め。飛んでいくレーザー自体にも当たり判定があるのでより多くの敵を巻き込むことが出来る。
・ナパームレーザー
最大ロックオンは少な目だが、被弾させると赤い爆発が起こり、ダメージが大きく与たえられる。ボス戦で有効な武器。今作のボスは体力が多めなのと、やられると戻されてしまうので、早めに倒すならこの武器がおススメ。
・マルチレーザー
自機周辺に円状のロックオンカーソルが表示される。前方以外もロックオンできるのはこれだけ。自機より下を飛んでいる影になっている敵には有効なロックオンレーザー。ロックオン数も多め。チェインも発生しやすく、スコアアタック向きなレーザー
ロックオンレーザーのチェインシステム
より敵を多くロックオンしてスコアを稼ぐのも楽しいと思いました。
まとめて倒すとチェインが発生し、ボーナス得点を得られます。
コンボを稼ぐことが出来るので、
個別で撃破かまとめて撃破かと考えるのも楽しめるのではと思いました。
スコアを稼ぐと残機も増えていくのでクリアするのにも重要になってきます。メイン画面の右側に「NEXT LIFE」次に残機が増えるスコアも表示されているので参考に出来ます。
戻り復活
このゲームの特徴は戻り復活になっており、一度やられるとチェックポイントからやり直しになっています。ゴリ押しは通用しない感じです。
初期装備に戻りますが、メイン武器のロックオンレーザーが強いので、
復活が難しいという事は有りませんでした。
ボス戦は体力が多い印象があり、長期戦になりがちでした。
行動パターンをしっかり覚える必要があります。
ゲームオーバー時はそのステージの最初からになるので道中はなるべく残機を減らさない様にして進みたいところです。
キャラバンモードはその場復活になっていました。
BGMの切り替えが可能
オプション画面で、通常のBGMの他に8bitチップチューンの様なレトロ調なBGMに変更することが出来ます。2種類のBGMを楽しめて、お得感はありましたね~
遊んでみた。
印象に残った所や躓いた所を部分的に記事にしていこうと思います。
ボス戦での立ち回り
ボスの耐久力は高めでロックオンで攻撃していくのが基本です。ボスに近づくのが必要があるのですが、タイミングを間違えると近距離で攻撃されてほぼ確実にやられてしまいます。ボスが攻撃する時に四角いサイトの様なものが表示されます。この時は回避に専念したいところです。ボスの攻撃の合間にロックオンしていくのが基本です。ボスの攻撃パターンを覚えてのヒット&アウェイ戦法が重要になってきます。
クリアまで終えて
難易度ノーマルまでクリアした感想ですが、シューティングゲーム初心者の方でも苦労しながらもクリア出来るゲームバランスが個人的に好みです。
今作のロックオンシステムが初心者は慣れるまでは少し大変かなと思いました。通常ショットが弱めに設定されていて、ロックオンレーザーでないと敵に十分なダメージを与えれないので、近づく必要があります。その際に結構弾を撃たれてしまう事が多く、被弾する事にストレスを感じでしまうかもしれません。
敵の行動パターンを覚えて来ると、ロックオンをしても大丈夫なタイミングも解って来るので、
演出も派手で、スコアもガンガン入るロックオンシステムが凄く楽しくなってきます。
爽快感より覚えゲー的な要素の方が強いと思いましたね。
戻り復活のシステムを採用されています。
一機失うとチェックポイントからですが、ゲームオーバーになるとステージの最初からなのが大変だと思いました。そこはチェックポイントからで良かったのかなと個人的に思いましたね。
そう思うのはボスも耐久力が高めに設定されており、長期戦になりがちで、
負けてゲームオーバーでステージの最初からというのにストレスはあると思いました。
最終ステージは特に長丁場なのでそう思ったのかもしれませんね。
ハード、エキスパートも遊んでいきましたが、
敵の弾が速くなる位で難易度の差はあまり感じられなかったです。
欲を言えば、雑魚の配置が増えたり、ボスの行動パターンが増えたりと、
もう少し難易度の差があると良かったかなと個人的には思いました。
シューティングゲームの初心者の方には是非プレイしてもらいたい作品だと思います。
初心者の方でも頑張れば最高難易度でも十分に遊びつくせると思うのでお勧めですね!
アーケードゲームのSTGに慣れている様な方には物足らないかもしれませんが、
キャラバンモードやロックオン連鎖でより良いスコアを狙っていく楽しみはあると思いました。
このゲームの良かった所&気になった所まとめ
- STG初心者でも遊びつくせるゲームバランス
- 2種類のBGMを選ぶことが出来る
- ロックオンシステムの奥深さ
- ステージ背景の凝った演出
- ゲームオーバー時のペナルティ
- 高難易度に変更しても、難易度の差はあまり感じられない
- ロックオンの為に敵を近づくと撃たれてやられるストレス
ここまで読んでいただきありがとうございました。