| タイトル | 焔龍聖拳シャオメイ |
| 発売日 | 2022年5月19日 |
| プレイ機種 | switch |
| ジャンル | 16bit風レトロカンフーアクション |
どんなゲーム？
2019年に発売されたPCゲーム「焔龍聖拳シャオメイ」が発売されました。今回のSwitch版は主人公シャオメイの姉「シャオイン」という追加キャラが増えて発売されました。
シャオメイとシャオインの姉妹が物語の中心となってお話が展開していきます。中国拳法らしく中華シネマに出てきそうなキャラクターが出てきたりと元ネタを知ってると凄く懐かしい気分に浸れたりしましたね。
キャラクターデザインもPC版とは変わっており、PC版を遊んだ人も新鮮な気持ちになるのではないでしょうか？
16BITゲーム機をモチーフにした本作ですが、
中身はファミコンソフト「スパルタンX」をリスペクトしたカンフーアクションゲームです。
基本システムも似ていると思いました。
カンフー姉妹が主人公の功夫ドラマ
オープニング冒頭では世界観の説明があり、ストーリーが語られます。
細かいストーリー設定がなされていて先が非常に気になる展開ですね。ステージクリア時もボス敵との会話もあったりして、シャオメイと周りの関係性などが明らかになっていきます。
多彩な技を繰り出してきました。
ストーリー中の一枚絵もふんだんに使われており、
見応えも抜群です！ストーリーテキスト量もそこそこありました。
ただ、オープニングに関しては少しメッセージ送りが早かったかなあ。
ストーリーを進めたり、ゲームをクリアするとご褒美イラストを見ることが出来るようになります。
中にはある程度コンボ数決めるなどやり込みをしないと解放されない様な厳しい条件の物もありました。チャレンジ要素としてのやり込み要素ですね！イラストも可愛かったので解放のしがいもありますよ！
シンプルなゲーム性のアクションゲーム！
ゲームの基本は画面右側に進んでいく、パンチやキックを繰り出すシンプルな格闘アクションゲームになります。ファミコンソフトの「スパルタンX」をご存知の方は、それをイメージしていただけるとすごく解りやすいと思います。もちろん「シャオメイ」ならではの要素もあり、
プレイヤーを楽しませてくれます。
道中にある回復アイテム（肉まん、ラーメン）や、中国では非常に有名なキョンシー等、いかにもカンフーアクション！という感じですね。
必殺技以外にもジャンプ中にパンチボタンを押すことで「空中上昇パンチ」が発生し、２段ジャンプみたいな事も出来ます。敵を飛び越えるのに非常に便利でした。
一発逆転の必殺技！
敵を倒すと、左下のゲージが溜まっていき、満タンになると３種類の必殺技を使うことが出来ます。ゲージは結構早く溜まるので、ガンガン使っていきましょう！
貫通性のある飛び道具技。多段ヒットする有効な技でした。筆者はこの技を一番良く使っていましたね。ボス敵にも非常に有効でしたよ！
他にも炎を纏った竜巻旋風脚や空中からの落下攻撃がありました。
16bit風のレトロサウンド！
16bitのFM音源風なサウンドが良い感じでした。
元ナムコのコンポーザー中潟憲雄氏（「源平討魔伝」「暴れん坊天狗」「べラボ―マン」）が
関わっています。
今作のSwitch版から追加キャラ「シャオイン」用のBGMも追加されています。
曲数はあまり多くなく、道中全ステージ共通なのがちょっと残念だったかも…
倒すまで画面を往復する非常に厄介な敵でした。
少し気になったのが、ゲーム起動時の音が大きすぎるのが少し気になりました。ボリュームを下げれば問題ないのですが、あと上の画像のキャラクターを倒した時の悲鳴が結構大きいのが気になりました。
難易度「ふつう」で遊んでみた
道中では敵が前後から襲い掛かってきます。
当たり判定は厳し目という感じで、こちらの攻撃より敵の攻撃や体当たりの方が当たりやすいという印象でした。
ですので、攻撃は闇雲に連打して良いという訳では無く、
タイミングよく攻撃をする必要があります。キックはリーチが長いのですが、接近しすぎた状態だと攻撃が当たらなくてそのまま敵の接近を許してしまいました。キックよりパンチを良く使ってましたね。
集団で来られると厄介なので空中上昇パンチでの２段ジャンプで避けながら進む方が楽な所もありました。道中でやられるとステージの最初からやり直しです。敵の物量は多めで、一部の攻撃の被ダメージがやたらと大きかったり、多段ヒット受けて体力一気に半分持っていかれる等、結構難しかったりします。
リトライはそこそこさせられましたね～
ステージを抜けるとボスと対峙します。どのボスキャラもパターンを見極めないと倒すことは困難です。一面のボスでも倒すのに10人程やられちゃいました（苦笑）
ボスでやられてもボス直前から何度でもやり直すことが出来ました。
例えゲームオーバーになっても大丈夫です！これは助かりましたね～
ステージボスも様々な敵が襲い掛かってきました。双子の兄弟の蹴り攻撃のダメージがかなり大きく苦戦させられましたね～。蹴り攻撃の後に隙がある所を一気に攻めましょう！ゴリ押し厳禁！
最終ステージ６面。今までの敵キャラやギミックが登場し、シャオメイを苦しめます！敵の数も非常に多く、かなりの難易度でした！子供（倒すまで画面を徘徊する）と亡霊（接触ダメージが非常に痛い）厄介で対策をしないとあっという間にやられてしまいました！その他にも高ダメージの竹やりのギミックも厄介でしたね～。あまりの難しさに心折れてノーマルモード断念しちゃいました！
難易度を落としてステージ６から進める事も出来ましたよ。それでもそこそこに難しかったですが…
ラスボスも手強く、トライ＆エラー必須です。ラスボス戦ではとあるギミックがあったりしますが、
上の動画で撃破シーンは見ることが出来ます。
「シャオイン」モード
本編をクリアすると「シャオイン」モードが解放されます。妹のシャオメイとは見事に差別化されており、新鮮な気分で遊ぶことが出来ます。特殊技や必殺技も所々変わってました。
ストーリーは勿論のこと、BGMも変更されています。更に道中のボスキャラも変わっていたりして、追加モードとしては非常に満足できる内容だと思います！
ジャンプ蹴り攻撃が非常に有効でした。攻撃判定が大きく雑魚敵を蹴散らすことが出来ましたね。
難関のステージ6も結構簡単に越すことが出来ました！
後の展開もシャオメイとは違っていたので是非プレイしましょう！
クリアまで終えて
ほぼノーマルモードで２時間程遊んだ感想です。２つのモードをクリアするところまで遊びました。
値段1700円に対してのボリュームは少し寂しいかなとは思いました。
ボリュームは控えめですが、何度も繰り返して遊ぶゲームだと思うので、ワンコインクリアを目指してみるのも良いかもしれませんね！
本編のBGMですが、道中とボス戦の2曲だけというのは少ないとは思いました。シャオインモードだと別曲にはなりますが、全ステージ道中BGMは共通です。一部敵の叫び声が大きく音量調整も出来ないのでこの部分は少し気になりました。
思ったよりも爽快感は控えめで、大量の敵に攻め込まれると（主にステージ6）なすすべも無く一方的にやられてしまうのでガンガン進むプレイは難しいかなと思いました。ジャンプ空中パンチの2段ジャンプが非常に便利で、敵を飛び越した方が楽じゃんという結論に落ち着いてしまいました。
ボスのバリエーションは結構凝っていて、行動パターンも豊富で攻撃読む楽しさはありました。
シャオインモードでしか登場しないボスがいるのは好印象でした。
ファミコンソフト「スパルタンX」が好きだった人には是非おススメできる作品だと思います！
このゲームの良かった所＆気になった所まとめ
- 16bitのグラフィックとBGM
- 戦っていて楽しいボス戦
- 豊富なイベントイラスト
- 癖のある挙動や理不尽な敵
- 一部効果音の音量バランス
- 値段と比較した場合のボリューム感
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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